フラッシュバック。

6月6日は雨ザーザー、って絵描き歌がありましたね。
天気が悪いとどうも苦い記憶が甦ってくるんですよ。
今日の日記はかなり暗いので、苦手な方はスルー推奨です。


断片的にだけど・・・
泥水と土だんごの味、回転遊技で宙を舞った後に地面に落ちた時の衝撃、
擦り切れた皮膚と血の匂い、男子の上履きの臭い、ボディブロウの感触、
毛虫まみれになった夏の日、机一面の罵詈雑言、鳥小屋に拉致監禁
投げつけられた石の硬さ、嘲笑う傍観者の声、一人ぼっちの帰り道、
聞き飽きた「チビ」「ブサイク」「死ね」という決め台詞。


反論しても話が通じず、反撃しようとしても先に殴られた。(運動神経ゼロ)
学校の人間全てが敵に見えた。登校は戦場へ赴くような気持ちだった。
家庭は唯一のシェルターだった。だから下校は嬉しかった。
その日のストレスを発散するため、とにかく食べた。
満たされない気持ちを甘い物や食事で満たそうとした。味なんてどうでも良かった。
そして私はどんどん醜く、横に大きくなっていった。


あの時一撃でも右ストレートを決められたなら、人生は変わっていたかもしれない。
やられたら、即やりかえせ。
時間が経ちすぎた復讐は、ただの犯罪にしかならない。


私にとっての『少年時代』は地獄そのものだった。
その毒々しいほど鮮やかな記憶は、今の私に影を落とす。