風の谷のNow鹿。

何度見てもいいですね〜、風の谷のナウシカ
ラピュタも好きだけど、エンディングはこれが一番泣けます。この日は家族と見ていたので泣きませんでしたが。


ストーリーは今更語る事もないでしょう。
とにかく主人公ナウシカの強さと優しさが胸を締め付けます。
子供の頃は「自然は大切だねー」くらいにしか思っていなかったのですが(確かにエコも重大なテーマの一つではあるが)、改めて見ると奥が深い。
上手く文章に出来ないのがもどかしいけれど、人の愚かさ、争いの痛ましさ、自然の尊さ、様々な事を考えさせられます。
終盤の、身を呈してオームの子供を守り、強い酸の海に足を浸けてしまうところ・・・特に胸が苦しくなります。そんなにしてまで助けるなんて!
ラストシーンでの、オームの金色の触手に癒され、微笑みながら歩く姿も感慨深いです。挿入曲「王蟲との交流」の子供の歌声(ラン、ランララランランラン、ラン、ランラララン♪ってやつ)だけでも泣けます。


それにしても、20年以上昔の作品とは思えないくらいクオリティが高い。
確かに最新作のハウルは文句無く美しかったけど、ナウシカは古さを感じない。
独特の世界観、蟲の質感、キャラクターの躍動感、風を感じさせる大胆にして繊細な動き。現在のテレビアニメより美しいです。丁寧に作っているからこそなんだろうけど。


これ、原作漫画があるんですよね。映画のラスト以降もナウシカは戦い続けるそうです。
読みたいなぁ〜。