地雷震

地雷震 1 (アフタヌーンKC)地雷震 7 (アフタヌーンKC)
まだまだ続きがあるのですが、7巻まで読み終えた感想です。
ドラマ化もされた「スカイハイ」の高橋ツトムの作品です。相方からお薦めされて漫画喫茶で読みあさってました。面白いです、グッジョブ!
10年以上前から連載されてたものなので絵柄はちょい古いですが、そのうち慣れます。読み進めるうちにだんだん洗練されてくるし。どうやらデビュー作らしいです。劇画調好きなので私は大丈夫でした。
主人公、飯田響也は冷酷非情な敏腕刑事。新宿を中心にたまに海外に飛んだりしながら事件を解決していきます。手段はちょい、いやかなり手荒ですが(笑)すげ〜人が死にまくります。飯田さん、撃ち過ぎです!しかも殺し過ぎです!
クールで危険を返り見ない主人公がかっこよいです。無茶しまくりなのでお友達にはなりたくないですが、見てるぶんには男前。顔良し腕良し頭良し。
新宿という土地柄か、性や暴力、ドラッグなどが頻繁に登場。青年誌なので、ストーリーも奥が深くてラストも悲しい感じです。明るいハッピーエンドは皆無。余韻のある終わり方が切なくて好きですね〜。
刑事物というよりはアクションありの人間ドラマだと思います。推理物じゃなくてあくまでハードボイルド。影のある人物が多くて魅力的。特に印象的だったのはドイツ人のボス、MAO、9歳の小悪魔少女といったところでしょうか?この先も魅力的な悪役を希望です。
今度こそ漫画喫茶で読み終えるさ!そんでもって「スカイハイ」も読むさ!青年誌作品も面白いな〜と思う今日この頃。