プチ働きマン。

働きマン」という、安野モヨコさんの漫画をもじってみたわけですが・・・読んだことはありません。
しかし、コンビニ店内で流れるPUFFYの「働く男」はキュートですが切ないです。このアニメの主題歌なんだそうですが・・・。
『いつも僕はひとりきり フロに入って寝るだけ〜』
虚しい男の唄やん、と思っていたら、ユニコーンのカバーなんですね。
確かに奥田民生の世界だ・・・。好きかも。


まぁそんなことはさておき、初出勤と第二回目出勤が終了しまして。
・・・正直しんどい。
コンビニがこんなに忙しいとは思っていませんでした。
8年前はフライヤー(揚げ物)なんて無かった。
8年前はおでんなんて無かった。
8年前は・・・思い出せばきりが無い。
失敗も多い。そのたび凹む。
きつく叱られたわけでもないのに、優しく注意してもらっただけなのに、それでも凹む。
自分の精神力の弱さに、ほとほと愛想が尽きた。
「良い加減」や「気分転換」がとことん苦手な人間なのだと気づいた。


でも働かなくてはいけない。
通院しているとはいえ、働けないほど具合が悪いわけじゃない。
薬を飲めば人並みの生活を送れる。
事実、結構遊びにいける。
でも遊ぶお金はどこから来る?
そりゃあ、自分で働いて得るわけでしょ!
今までは悲しいかな、母からお小遣いを貰っていた。
買い物がストレス発散の一種である私には、大きなストレスだった。
母から貰ったお金で、欲しいものを買うことに抵抗があった。
それでも必要なものは買ってもらった。
「ラッキー!」と思っていても、心の底では罪悪感があった。
たまに来て金の無心をするダメ人間と変わらないじゃないか、と。
好きなものを自分のお金で買いたい!
今までのぶんを返したい!
友達とも遊びたい!
コスプレもしたい!


人は生きるために働く。
だから、私も働く。
無理の無い範囲で、働く。
まだ始めたばかりで慣れないけど、慣れたらきっと今より楽になる。
そう信じて、働く。


実は香水をウエストにワンプッシュだけして働いている。
少しでも楽しい気分でいたいから。
沈みがちな心を明るく保っていたいから。